犬の脂肪肝
2018-10-07
人間にとっても脂肪、つまり太りすぎはとても問題ですが、最近は犬にとってもとても大きな健康の問題となっています。
正常な犬では、体内の脂肪組織、食べ物から摂取した脂肪や、肝臓の間で脂肪酸が循環しています。
過剰に餌を与えると、これらのバランスが取れなくなってきます。
食物からの脂肪は腸から吸収されると脂肪酸に分解され、その脂肪酸は血液中のアルブミンというたんぱく質によって肝臓へ運ばれます。
そしてエネルギーとして消費されるか、トリグリセリドになって肝臓に蓄積されていきます。
さらにそのトリグリセリドはアポプロテインという蛋白質と結合し、リポプロテインとなり再び血中へと送り出されます。
この摂取と消費の収支バランスが崩れると、肝細胞に過剰な脂肪が溜まっていくのです
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